平成13年11月10日
社会福祉法人 東京サレジオ学園
理事長 村上康助様
施設内虐待を許さない会
申 入 書
私達施設内虐待を許さない会は、児童養護施設における児童虐待を防止すること及び過去・現在の虐待を告発する事を推し進めることにより、施設内に暮らす子ども達の人権を守る為に活動しています。この度私達の主宰するホームページにおいて過去の東京サレジオ学園の神父による性虐待が告発され、且つ、法人事務○○○○氏に代表される施設運営の専横振りを複数関係者から告発されています。私達はこの告発について独自の調査を行いました。その結果社会福祉法人・児童養護施設として不適切な事実を確認しました。この事実について東京サレジオ学園が改善される事を求めて下記について申し入れします。
記
T、東京サレジオ学園における性虐待について
- 東京サレジオ学園は、エドワード氏の訴えている東京サレジオ学園におけるT・M神父による性虐待を謝罪し、慰謝する事。
- 東京サレジオ学園は、T・M神父の他児童への性虐待について調査し、公表すること。
- 過去において噂があった、もしくは本人から申し立てのあった他の職員による児童への性虐待について調査し公表すること。
- 児童の虐待への抵抗力をつける為にCAP(Child Assult Privention虐待防止プログラム)プログラムを導入すること。
- U、社会福祉法人会計についての調査・公表
- (内部自浄を期待し現時点では未公表)
- V、スキャンダル
- (内部自浄を期待し、現時点では未公表)
W、法人、施設の運営について
- 法人事務職員としての○○氏の施設運営、経理及び処遇への専横が際立っており、園内での民主的運営を著しく阻害している。このような事態を引き起こしたのは、一重に運営のあり方が非民主的であることからの弊害である。このような独善専横を許した運営管理責任の任にあたる方達も責任を逃れられるものではない。児童の人権を守る為にも民主的運営を要求する。
私達は、東京サレジオ学園母体であるサレジオ修道会管区長と我々の会とのあいだでこの間、東京サレジオ学園における性虐待問題について協議を行い、誠実な感触を得ました。よって東京サレジオ学園として児童養護施設再生にむけての内部自浄力を期待し、上記4点について申し入れるものです。
なお念の為に、10月28日会談での印象的な会談内容要約を添付します。
理事会が開催された後に、改めて会談の席につく用意があります。 |