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キリスト教聖職者の性虐待/国内の新聞
2002年5月16日 UPDATE
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●キリスト教聖職者の性虐待/海外の新聞 05/16...UP!!!





 カトリックを始め、キリスト教の聖職者は、性的に清廉であることが当然です。 しかし、東京サレジオ学園の司祭だけでなく、世界を見回せば、数多くの聖職者の性虐待が事件となっています。 聖職者であろうとも、信頼できないというのは、まことに悲しいことです。 この「性」職者たちは、ペドフィル(小児性欲者)であるため、子どもたちに疑われずに近づける道として、 キリスト教の聖職者を選んだのでしょうか。


2002/05/15 朝日新聞ニュース速報
神父銃撃の容疑者逮捕 過去の性的虐待に報復か

 米メリーランド州ボルティモアの警察は13日夜、カトリック教会の神父を銃撃し、重傷を負わせたとして、地元に住むドンテ・ストークス容疑者(26)を殺人未遂などの疑いで逮捕した。9年前に受けた性的虐待に対する報復とみられる。
 撃たれたのはモーリス・ブラックウェル神父(56)。容疑の青年は教会で聖書教室を受講していた14歳から17歳までの間、神父から何度も性的虐待を受けたと供述しているという。
 当時、警察に被害を訴えたが、捜査の結果、不問に付された。同神父は98年、別の少年に対するわいせつ行為の責任を問われて、教会責任者の要職を解かれた。
 米カトリック界では今年に入って、聖職者による長年の性犯罪が相次ぎ発覚。4月にはローマ法王が米教会の首脳を呼びつける事態に発展した。

2002/05/15 読売新聞ニュース速報
米で性的虐待被害者に元神父が撃たれ重傷


 【ニューヨーク14日=河野博子】米メリーランド州ボルティモア市で13日、カトリック教会の元神父(56)が自宅前でピストルで撃たれ、重傷を負った。警察は9年前まで性的虐待を受けていたという男を殺人未遂などの容疑で逮捕した。
 警察によると、逮捕されたのはドンティー・ストークス容疑者(26)で、事件から約6時間後に自首した。「元神父の姿を見かけ、話しかけたが、無視されたので撃った」としている。同容疑者は93年8月、「通っている教会の神父にこの3年間、性的虐待を受けている」と元神父を“告発”。刑事事件にはならなかったが、元神父は別の少年に性的関係を強要したことがわかり、4年前に神父としての職を解かれた。
2002/05/15 読売新聞ニュース速報
性的虐待の被害者、元神父を狙撃


 米ボルティモア市で13日、カトリック教会の元神父(56)が自宅前でピストルで撃たれ、重傷を負いました。
 警察は、性的虐待を受けていたという男(26)を逮捕しました。米国では神父の性的スキャンダルで揺れていますが被害者による傷害事件は初めてです。

2002/05/15 共同通信ニュース速報
神父を銃撃、26歳の男逮捕 性的虐待が背景、米に衝撃


 【ニューヨーク14日共同】米メリーランド州ボルティモアの警察当局は十四日、カトリック教会の神父を銃撃、重傷を負わせたとして殺人未遂の疑いなどでドンテ・ストークス容疑者(26)を逮捕したと発表した。
 事件は十三日午後、神父の自宅で発生。ストークス容疑者は九年前にモーリス・ブラックウェル神父から性的虐待を受けたために犯行に及んだと供述しているという。米カトリック教会を揺るがせている聖職者による子供への性的虐待問題が銃撃事件に発展したことで、全米は大きな衝撃を受けている。
 ストークス容疑者は一九九三年、ブラックウェル神父から虐待されていると警察に通報。この時は立件が見送られたが、九八年に別の未成年者との「不適切な関係」が教会の内部調査で発覚、神父はボルティモア大司教区における教会責任者の任を解かれていた。
 米国では今年に入って、ボストン大司教区などを中心に多数の少年が聖職者から性的虐待を受けていたことが判明。各地で聖職者が有罪判決を受けたり、多額の損害賠償を請求される訴訟などが相次ぎ、四月にはローマ法王ヨハネ・パウロ二世が米カトリック教会の指導者らを召喚する事態に発展した。(了)
2002/05/03 朝日新聞ニュース速報
米カトリック教会 性的虐待で元神父を逮捕


 米国のカトリック教会を揺るがす少年への性的虐待問題で2日、米捜査当局はボストン地区で神父をしていたポール・シャンリー容疑者(71)をカリフォルニア州サンディエゴの自宅で逮捕した。調べによると、同神父は83年、当時6歳だった信者の少年を性的に虐待し、以後8年間も性行為を強要したとされる。
2002/05/03 時事通信ニュース速報
渦中の神父を逮捕=聖職者の性的虐待問題−米


 【ロサンゼルス2日時事】米国各地のカトリック教会が聖職者による子供への性的虐待問題で揺れる中、元ボストン大司教区の神父ポール・シャンリー容疑者(71)が2日、少年に対する性的暴行容疑で、カリフォルニア州の自宅で捜査当局に逮捕された。
 同容疑者はボストンで起きた性的虐待問題の渦中にいた人物。被害者の男性(24)が子供だった1983年から90年にかけて、ボストン郊外の教会で繰り返し性的暴行を加えたり、関係を強要したりした疑いを持たれている。捜査当局は、立件対象となる被害者が今後増える可能性を示唆した。 
2002/04/29 共同通信ニュース速報
法王の対応に過半数が不満 子どもへの性的虐待問題


 【ニューヨーク28日共同】聖職者による子どもへの性的虐待問題で、米国民の56%は「法王ヨハネ・パウロ二世の対応はあいまい」と不満を感じていることが分かった。米誌ニューズウィーク最新号(二十九日発売)が世論調査結果として報じた。カトリック教徒でも57%が不満を感じていると回答した。
 ローマ法王庁は二十三日、バチカンで全米の枢機卿十三人らと法王との異例の特別会議を開催、「性的虐待は犯罪」とする見方を確認したが、事件を起こした聖職者の教会からの追放など明確な方針は決められなかった。
 同誌によると、法王によって「問題解決の方向性が示された」との回答は全体の26%、カトリック教徒でも30%にとどまった。調査は二十五、二十六の両日、成人千人を対象に電話で行われた。(了)
200/04/26 朝日新聞ニュース速報
カトリック聖職者の性的虐待、バチカンの対応鈍く


 米国でカトリック聖職者による子どもへの性的虐待が社会問題化し、バチカン(ローマ法王庁)は23、24の両日、米国の枢機卿全13人らを監督責任者として召喚し、対策会議を開いた。ヨハネ・パウロ2世は虐待を「犯罪」と断じ、「若者を傷つける者には聖職に仕える場所はない」と述べるなど、事態が教会の権威失墜につながりかねないとの危機感をにじませた。
 バチカンで記者会見に臨んだカストリジョン・オジョス枢機卿は先月21日、「性的虐待は現代文化の産物。性の解放が影響を与えている」などと、米国社会に事件の背景があるかのような発言をした。法王も今回のような明確な非難の言葉をなかなか述べようとせず、バチカンの対応の鈍さが米国世論の反発に拍車をかけた。
 召喚された米国の代表者は24日、ようやく虐待疑惑の聖職者を追放する方向性を確認した。しかし、具体的な対応策の話し合いは6月の定例の司教会議まで持ち越すことになった。
   ◇
 米ボストンでカトリックの元神父が1月、10歳の少年への性的虐待で禁固刑判決を受けた。この元神父が過去約30年間にわたり、130人以上の少年に性的虐待を加えてきた疑いが浮上。早くから疑惑に気づきながら、元神父を配置換えするだけで、疑惑解明と防止を怠ってきたカトリック教会に対する批判が高まった。フロリダ州でも司教が性的虐待を認めて辞任するなど不祥事は全米に拡大。虐待の被害者が教会に巨額の賠償を求める事態に。さらに、アイルランドやポーランドなどでもカトリックの聖職者による虐待疑惑が明るみに出た。

2002/04/26 読売新聞ニュース速報 (画像 524KB)
神父の性的虐待醜聞、バチカンは対策先送り


 米国内で起きた聖職者による子供への性的虐待問題を協議するためバチカン(ローマ法王庁)が米国のカトリック教会指導者を召喚して開催していた特別会議は24日、神父志願者に対する適性基準の見直しなどをうたったコミュニケを採択して閉会した。しかし、具体的対策は6月の米司教会議に先送りされるなど、ローマ・カトリック教会を揺るがす問題の根源には迫れずに終わった。(バチカン市国 秦野 るり子)
 特別会議は、米国で次々に明るみに出た神父による子供への性的虐待事件を巡る異例のもので、ローマ法王ヨハネ・パウロ2世も出席して2日間、開かれた。
 時間を延長して24日夜まで開かれた会議で採択されたコミュニケは、「未成年者に対する性的虐待は、社会的犯罪であるだけでなく、神の目にも恐ろしい罪である」ことを確認、未成年者への性的虐待を繰り返し行ったり、子供や若者の安全を脅かしかねない聖職者の教会職をはく奪する特別な手続きを6月の米司教会議に提案すると約束した。
 しかし、ローマ法王は会議冒頭で、「教会内には、子供を虐待するような者の居場所はない」と述べ、一度でも虐待すれば教会職はく奪、という考えを示していたが、コミュニケでは明文化できずに終わった。「悔い改める者を許す」というカトリックの教えの根幹に触れかねないものであり、聖職者への処罰を定めた教会法との整合性を求められるという難しい問題をはらむからである。
 一方、一連のスキャンダルを通じて、ヨハネ・パウロ2世が率いる教会の「性」に関する保守的な姿勢そのものも問われたが、コミュニケでは、全聖職者を対象に妻帯を禁じ、禁欲を求める「独身性」を堅持することが再確認された。
 キリスト教世界では、東方正教会が高位聖職者などを除き妻帯を許すなど、聖職者でも結婚できるとする教会がほとんどであるのに対し、ローマ・カトリック教会は全聖職者に独身性を求めている。このため、カトリック神父による性的虐待が米国だけで数千件も報告されると、米マスコミは「禁欲を求められることの心理的圧力」などが異常な性行動の要因の一つとして指摘していた。
 性的虐待は欧州などでも起きている。今回の会議でも当初は、「世界的な問題」(グレゴリー米司教協議会会長)と認めながら、最終的には、虐待者に対する具体的措置を米国のカトリック教会のみに委ねたわけで、米国内問題にわい小化してしまった感もある。
 10億人の信者を抱えるローマ・カトリック教会が、全面的に信頼を回復するにはさらに時間がかかりそうだ。
2002/04/25 共同通信ニュース速報
米司教会が謝罪、処分も 子どもへの性的虐待で声明


 【ローマ24日共同】米国のカトリック教会を揺るがしている聖職者による子どもの性的虐待で、異例の特別会議を開いていたローマ法王庁は二十四日、被害を未然に防げなかったことを深く謝罪する米司教会の声明を発表。また裁判によって聖職はく奪を含む厳しい処分をすることを六月の米司教会総会で提案する方針を明らかにした。
 性的虐待はバチカンが直面している最大のスキャンダルで、ローマ法王ヨハネ・パウロ二世はカトリック教会の暗部に厳正に対処する方針を示唆していた。
 同日会見した米司教会のグレゴリー会長やワシントンのマカリック枢機卿らが米国の六千三百万人のカトリック信者と神父に対し教会を不祥事から守れなかったことを謝罪。
 子どもに対する明らかな性的虐待行為があり、繰り返された場合は教会法で裁判し、聖職はく奪など厳しい処分を六月のテキサス州ダラスでの司教会総会で採択することを決めたと明らかにした。また「苦痛と恥辱の十字架」を背負うことになった神父たちには米司教会が励ましの「書簡」を発表した。
 さらに再発防止のため法王庁が子どもへの性的虐待防止へ内部規定をつくり、神父の養成でもモラル強化に努めるという。
 法王は特別会議に米国人枢機卿十三人や米司教会指導者を召喚、二日間の協議で「犯罪であることに間違いない」と厳しく非難していた。(了)
2002/04/24 読売新聞ニュース速報
全米に激震、相次ぐ神父の性的虐待スキャンダル


 米国のカトリック教会が、神父が少年や少女にわいせつ行為をはたらいたりレイプに及ぶなどの「性的虐待スキャンダル」で揺れている。各地で被害者が名乗り出て聖職者が解任されたり辞任し、米検察当局も刑事事件としての立件に動き出した。教会側が問題に気づきながら、何度も教区を異動させ、被害が拡大したケースも目立ち、組織としての教会の責任を問う声は高まるばかり。ついに、米国の13人の枢機卿全員がローマ法王に召喚される前代未聞の事態となった。(米マサチューセッツ州ボストンで、河野博子)
 ボストン大司教区ジョン・ゲーガン元神父をめぐり、米紙ボストン・グローブが今年1月掲載した特集記事が発端だった。大司教区の内部文書に基づき、教会側が1984年から元神父の「性的虐待歴」を把握しながら、問題が知られていない教区に次々と異動させていたことが暴露されたからだ。同神父は今年2月に児童虐待の罪で禁固9年の判決を受けたが、問題は一挙に、カトリック教会そのものの姿勢を問うスキャンダルに発展した。
 元神父“告発”に最初に立ち上がったボストン市のエリザベス・リオスさん(38)は、1994年12月の出来事を忘れられない。当時10、9、7歳と3人の男の子を抱え、母子家庭だったリオスさんの家には、2年ほど前から元神父が出入りしていた。「ゲーガン神父からの電話に出たがらない息子たちをしかったところ、いつも局部をさわられたりしている、と話し始めた。長男が自殺を図った時、相談に乗ってもらって以来信頼していたのに、裏切られた思いだった」
 リオスさんは、地元ボストン市のミッチェル・ガラベディアン弁護士(50)に相談。95年、元神父と大司教区を相手取り、民事の損害賠償請求訴訟を起こした。報道されるたびに被害者が現れ、同弁護士が代理人となって起こした同様の訴訟は、計118件。そのうちの1人、電気設備作業員パトリック・マクソーレーさん(27)の場合、テレビの報道を見て、「人を信じられない奇妙な感じにおそわれ、精神的に不安定になるたび自分でも原因がわからなかった。記憶の底に葬り去った出来事がトラウマ(心的外傷)になっていることに気づいた」。12歳の夏、父親が亡くなった直後、お悔やみに現れた元神父にアイスクリーム店に連れ出され、車の中で半ズボンの中に手を入れられた、という。
 今年に入って全米各地で名指しで性的虐待を指摘された神父は、ニューズウィーク誌によると、約2000人。フロリダ大司教区では3月、パームビーチの大司教が、27年前の神学校校長時代、性的関係を強要された元神学生(40)が名乗り出て、辞任に追い込まれた。
 ニューヨーク、ボストンでは、大司教区が内部文書を地区検事に任意提出。検察側が、立件の可能性を探っている。
 なぜ、カトリック教会に、性的虐待を働く神父が多いのか。妻帯の禁止という原則と関係があるのか。「性的問題に悩み、解決できない人間、あるいはノーマルな性的関係を持てない人たちが、隠れみのとして神父になることがある」(ジーン・アベル・行動医学研究所長)との指摘もある。
 米国のカトリック教徒は、約6200万人と、人口の約22%を占める。ガラベディアン弁護士は「経済的に恵まれない、父親のいない子供が、神様に1番近いとされる神父のえじきになる悲劇は、もう終わりにしてほしい」と訴える。
 ◆バチカン、米教会指導者を召喚◆
 【ローマ23日=秦野るり子】バチカン(ローマ法王庁)は23日、米国のカトリック教会指導者をバチカンに召喚し、米国内で起きた聖職者による子どもへの性的虐待に関する特別会議を2日間の日程で開始した。会議では、ローマ法王ヨハネ・パウロ二世が、米国での一連の事件について、「深く悲嘆した」と表明。「教会だけでなく全社会にかかわる深刻な危機の兆候である」として、「カトリック教会全体を緊急に浄化する」ことの必要性を訴えた。
 ローマ法王が直接、スキャンダル対応の指揮を執るのは極めて異例。

2002/04/23 共同通信ニュース速報
法王が「犯罪」と非難 子ども性的虐待で特別会議


 【ローマ23日共同】ローマ法王庁は二十三日、米国のカトリック教会を揺るがしている聖職者の子どもへの性的虐待をめぐる特別会議を開き、ローマ法王ヨハネ・パウロ二世は「犯罪であることに間違いなく、教会にはこうした問題のある聖職者がいる場所はない」と厳しく非難した。
 今回の特別会議は、法王が米国人枢機卿十三人や米司教会のウィルトン・グレゴリー会長らを法王庁に召喚して開いたもので、法王のほか法王庁当局者も含め計二十五人が出席。米国の枢機卿ら全員が現状と反省を報告した。
 会議は教会の失った「威信の回復」を主眼とした危機対応的なものとみられていたが、法王の立場表明で厳しい措置が取られる可能性もある。会議は二日間の日程で、二十四日に法王の判断が出るとみられる。
 子どもへの性的虐待は米カトリック教会内の見過ごせないスキャンダルとして、有力教区であるボストンで表面化。同教区責任者であるバーナード・ロー大司教の当事者に対する処分が甘すぎるとして、米国内で批判が高まり、辞職すべきとの声も一部で出ている。(了)

2002/04/23 時事通信ニュース速報
バチカンが異例の特別会議=米教会の性的虐待疑惑で


 【ジュネーブ23日時事】ローマ法王ヨハネ・パウロ2世は23日、米国各地のカトリック教会で聖職者が子どもに対して性的虐待を行ったとの疑惑が相次いで発覚したのを受け、ボストン、ニューヨークなどにいる枢機卿13人を集めた異例の特別会議をローマ法王庁で開いた。会議は24日に終了する。
 法王は今回の疑惑について、「米国カトリック教会全体の名誉を汚すことになってはならない。性的虐待は神の前での明らかな罪であり、教会の中にこの罪を犯した者がいる場所はない」と述べ、性的虐待が疑われている聖職者に対して厳しい姿勢で臨む考えを強調した。

2002/04/23 読売新聞ニュース速報
米教会が性的スキャンダで揺れる


 米のカトリック教会が、神父による少年や少女に対する「性的虐待スキャンダル」で揺れ、13人いる枢機卿のうち8人がローマ法王に召喚される前例未聞の事態となっています。
 解任や辞任した神父もおり、検察当局は事件としての立件に動き出しました。

2002/04/21 共同通信ニュース速報
NY大司教が初めて謝罪 子どもへの性的虐待問題で


 【ニューヨーク20日共同】米カトリック教会の最高指導者の一人、イーガン・ニューヨーク大司教(枢機卿)は二十日、聖職者による子どもへの性的虐待の問題について「聖職者の異動や被害者支援で間違いがあったとすれば深くおわびしたい」との信者への書簡を発表、事件が深刻化した後、初めて公式に遺憾の意を表明した。
 ローマからの報道によると、法王ヨハネ・パウロ二世も同日、訴えがあれば厳重に調査するよう命じた。法王は直接、米教会のスキャンダルに言及していないが、これほど率直に問題を指摘したのは初めてという。
 二十三、二十四の両日には米国の十三人の枢機卿と司教会議代表が法王庁側とこの問題を協議する予定で、カトリック全体の問題に拡大している。
 イーガン大司教は前任地のブリッジポート司教(コネティカット州)時代に、管轄下の神父らによる子どもへの性的虐待の問題を知りながら配置転換などを行わず、教会内部で秘密に解決しようとした対応が批判を受けていた。
 この問題はことし一月、ボストン大司教区の神父の事件が発覚したことをきっかけに、全米でほぼ連日のように告発が相次ぎ、信仰を揺るがす事件に発展している。(了)

2002/04/17 時事通信ニュース速報
米カトリック教会が大揺れ=性的スキャンダル噴出、法王庁介入

 【ニューヨーク17日時事】米国各地の教会で、聖職者が子供に性的虐待を行ったとの疑惑が相次いで発覚、ローマ・カトリック教会が揺れている。事態を見かねたローマ法王ヨハネ・パウロ2世は、米国の枢機卿13人を呼び集めた特別会議を来週、ローマで開くことを決め、異例の介入に乗り出した。
 事の発端は、10歳の子供に対する性的いたずらで有罪になったマサチューセッツ州ボストン大司教区の神父(66)の事件。この神父が約30年間で130人以上の子供に性的虐待を加えていたことが明るみに出たことから、指導層が適切な措置を取らなかったとの疑惑が今年1月に噴出した。
 ボストンの事例に触発され、虐待の犠牲者が告発に踏み切ったため、疑惑はニューヨークやペンシルベニア、カリフォルニア、フロリダなどに飛び火。各大司教区で過去の事例にさかのぼり、司教や神父を除名処分にする例が相次いでいる。 
2002/04/16 共同通信ニュース速報
法王が米枢機卿らを召喚 子どもの性的虐待で

 【ローマ15日共同】ローマ法王庁(バチカン)当局者は十五日、米カトリック教会を揺るがしている宗教者の、子どもに対する性的虐待事件で、ローマ法王ヨハネ・パウロ二世が米司教会会長や枢機卿ら米カトリック教会の指導者を来週初め、ローマに呼び異例の協議を行うことを明らかにした。
 このスキャンダルは米カトリック教会の有力教区であるボストンで表面化、宗教界のモラルを問うものとして米国内で大きな論議を呼んでいる。また同教区のバーナード・ロー大司教の当事者に対する対応をめぐり、責任問題にまで発展、バチカンとしても放置できない事態となっている。
 ローマ法王は以前から、子どもに対する性的虐待の根絶を誓っており、協議では厳しい対応がとられる可能性もある。(了)
2002/03/16 共同通信ニュース速報
「独身の誓い」の是非問う 新たな波紋、大司教区の機関紙

 【ニューヨーク15日共同】米ローマ・カトリック教会を揺るがしている聖職者の児童に対する性的虐待事件に関連して、十五日付のボストン大司教区の機関紙が神父らの「独身の誓い」の是非を自ら問い掛ける論説を掲載し、新たな波紋を広げている。
 キリスト教各派ではプロテスタント、英国教会などが妻帯を容認しているが、カトリック教会では生涯独身の誓いを立てることが神父ら聖職者の条件。論説は内部改革の兆しとして注目される。
 筆者はボストン大司教のバーナード・ロー枢機卿に近い神父という。論説は、「独身の誓い」を選択制とすれば児童への性的いたずらのようなスキャンダルは少なくなるかどうかを考えねばならない、などと問題提起している。
 ボストン大司教区は信者二百万人。ある神父がボストン周辺で三十五年間にわたって子どもに性的いたずらをしていたことが暴露されたことを契機に、米各地で同様のスキャンダルが噴出している。(了)
2002/03/12 共同通信ニュース速報
米カトリック教会大揺れ 神父の性的虐待の続発で

 【ニューヨーク11日共同】成人信者だけで五百万人を超える米国のカトリック教会が揺れている。東部ボストン大司教区で発覚した元神父による少年の性的虐待事件を契機に、各地で同様の事件が次々に暴露されているためだ。
 発端となったボストンの元神父(66)は先月、禁固九―十年の有罪判決を受けた。フロリダ州パームビーチでも八日、司教(63)が二十五年前に教会学校の生徒に性的虐待をしたことを認め、辞任した。
 さらにロサンゼルス、セントルイス、ピッツバーグなどで、性的虐待の疑惑のある神父が大量に「配置換え」になった。
 従来、神父の性的不祥事を秘密裏に処理してきたカトリック教会も、内外の批判を受けて方針を転換。ボストンのバーナード・ロー大司教は公式の場で謝罪するとともに「聖職者による性虐待は絶対に許さない」との声明を出し、警察当局に八十人以上の問題神父の名前を通報するなどの是正措置を取った。
 しかし「たるの中に腐ったリンゴが見つかったのではなく、たる自体が問題だ」(ノートルダム大神学部リチャード・マクベイン教授)と、教会のあり方そのものを問う指摘も出始め、教会側に自己改革を迫る声は今後、一段と強まりそうだ。(了)
2002/03/07 共同通信ニュース速報
大司教区が39億円支払い 元神父の性虐待が和解へ

 【ニューヨーク6日共同】少年に性的虐待をしたとして被害者八十六人から損害賠償訴訟を起こされている元神父の事件をめぐり、米カトリック教会ボストン大司教区は総額三千万ドル(約三十九億円)を被害者に支払うことで和解する見通しになった。
 米紙ボストン・グローブなどが六日報じた。
 元神父ジョン・ゲーガン被告(66)は一九九五年まで三十五年間にわたりボストン周辺の教会で司祭を務めていたが、教会学校などでの男の子に対する性的虐待が問題とされていた。先月には禁固九―十年の有罪判決を受けている。
 大司教区は被害者百人にすでに千五百万ドルを和解金として支払っており、一人の神父が起こした事件の和解金額としては最高額に匹敵する。
 ボストン大司教区ではゲーガン被告のほかにも、児童への性的虐待を行った神父の存在が指摘され、同司教区は疑いのある十人を異動。九十人の神父の名前を検察当局に報告しているとされる。
 アイルランド系住民の多いボストンは米国内でもカトリック教会の勢力が強い地域で、事件は大きな衝撃を与えている。(了)


GOSPELjapan 世界キリスト教情報

2001年4月23日(月) 第540信(週刊総合版)

◎「聖職者らは全員調査受けよ」
=幼児性的虐待で英カトリック教会報告書=


 【CJC=東京】ローマ・カトリック教会の聖職者、スタッフなどは全員、幼児性的虐待の容疑をはらすために警察の調査を受けるべきであり、教会は虐待に関する申し立てをもみ消してはならない、とする報告が四月十七日、ロンドンで発表された。これは教会の委嘱によりロード・ノーラン前控訴裁判事を長とする委員会がまとめたもの。「我々はイングランドとウェールズのカトリック教会が幼児虐待防止とそれへの応答に関し最良の実例となるべきだと信じる」とノーラン委員長は語っている。

 一九九五年から九九年の間に、イングランドとウェールズのカトリック聖職者五千六百人のうち二十一人が幼児を対象にした犯罪で有罪とされ、大司教二人が小児愛司祭の処置にからむ論議に巻き込まれている。□


2001年3月26日(月) 第536信(週刊総合版)

◎司祭・宣教師が修道女を性的虐待
=バチカンが米など二十三国の例を認める=


 【CJC=東京】ロイター通信によると、バチカン(ローマ教皇庁)は三月二十日、司祭・宣教師の中に修道女に性行為を強要、中には強姦を犯したり、妊娠中絶を強いた例があるという破滅的な報告があることを認めた。ローマの新聞レプブリカが報じたもので、避妊薬の服用を強いられた修道女もいると言う。
 バチカンは問題のある地域は限定されていると言うものの、報告が指摘した二十三の国の中には米、ブラジル、フィリピン、インド、アイルランド、イタリアが含まれている。

2000/8/28 No.506

◎カナダ聖公会がスタッフ削減迫られる
=性的虐待問題で多数の訴訟に直面=


 【トロント=ENI・CJC】カナダ聖公会(ACC)は、自ら運営している学校で肉体的、性的虐待があったとして三百五十件以上の訴訟に直面している。そのためスタッフ削減を含む支出予算の見直しも必至だ。
 同派総会と全部で三十ある教区の内の八教区が被告とされている。カナダ連邦政府の委託を受けて教会が運営している地域学校(レジデンシャル・スクール)で先住民が子供時代に文化的、肉体的、性的に虐待を受けたという。
1998/12/07 No.418

◎教会『民主化』の動きにクギさす
=「世論調査で真理は定まらぬ」と教皇=


 【CJC=東京】ローマ教皇ヨハネ・パウロ二世が、オーストリアの司教たちとの定期的な会見で、カトリック教会の「民主化」を否定し、真理は「世論調査や民主的な手段」によってもたらされるものではありえないと語った。教皇は、真理は「下からの人」によって決められるものではないと述べ、信徒は聖職者をそれなしでも教会がやって行ける「時代遅れのモデル」と考えるべきではないと付け加えた。
 オーストリアでは、性にからむスキャンダルと『我らが教会』と称するグループからの教会内部の改革要求に苦慮している。署名も数十万人分が集まり、司教の中にも支持する動きがある。
 ハンス・ハーマン・グロー司教の少年に対する性的虐待スキャンダルにより、バチカン(ローマ教皇庁)は事件の発覚後、同司教の役職を剥奪したが、バチカンの措置に疑問を抱く司教もいる。オーストリアのカトリック信者は約八百万。そのうち約二〇%が教会に通い、また年間約四万人が同教会を去っている。
1998/7/20 No.399

◎バチカンが小児愛司祭に『有罪』
=「聖職には叙階されなかった」扱い=


 【CJC=東京】バチカン(ローマ教皇庁)はルドルフ・コス司祭(53)を 小児愛者であることを理由に一般信徒の地位とし、教会の宣教の業に参画するこ とを差し止めた。「師」「神父」という称号も使えない。米カトリック教会テキ サス州ダラス教区の要請に応えたものだが、聖職叙階を無効にするのではなく、 正当には叙階されなかったとする特別措置。
 コス氏はダラス地域の諸教会で一九八七年から九二年にわたって侍者の少年四 人に千三百回も性的虐待を続けていたとして終身刑の判決を受け服役している。
 ワシントン・ポスト紙は七月十一日、ダラスの司祭が少年奉仕者八人に対して 性的虐待を続けていたとして損害賠償を請求された訴訟で、教区が少年側に二千 三百万ドル(約三十二億円)を支払うことで和解が成立したと伝えた。
 カトリック司祭による未成年者への性的虐待は米国で続発しており、同紙によ ると一九八〇年以降だけでも二百人以上の司祭が投獄されている。


1996/09/22 No.357

★インド・ビハール州ドムカで宣教にあたっていた、カトリックイエズス会のS ・クリストダス神父(42)が、高校生を性的虐待したとの容疑で、生徒たちに 公開の場所でむち打たれ、裸にされて約五キロ、街路を歩かされた。インド司教 会議は法的措置が取られるよう連邦政府に抗議、同神父は警察の保護下に置かれた。(UCAN0917)
1996/08/04 No.350

◎米とアイルランドで児童虐待
=司祭犯罪でカトリック教会あやまる=


 【ジュネーブ=ENI・CJC】児童を性的虐待の対象にしたということで、米国とアイルランドで訴訟が起こされ、カトリック教会への批判が高まっている。
 ダブリンでは七月二十五日、ブレンダン・スマイス神父(71)が三十六年間に性的虐待を七十四回行ったとして禁固十二年の判決を受けた。パリ発行の英字紙『インターナショナル・ヘラルド・トリビューン』は、この事件を「圧倒的にカトリックが優勢な国の歴史で司祭がらみではもっともスキャンダラス」と報じた。
 米国では七月二十四日、ルドルフ・コス元神父(52)による児童虐待の被害者に一億千九百万ドル(約百三十七億円)を支払えとの命令がダラス司教区に出された。九二年まで十一年間にわたり聖壇侍者十一人に虐待を加えた証拠が多数あったのに、教会がそれを見過ごしていたことが理由にされている。教区は控訴の構えだが、シカゴに本拠を置く、聖職者による性的虐待の被害者を支援するグループの主宰者トム・エコノムス神父は『ダラス・モーニング・ニューズ』紙に今後、教会を相手に起こされる訴訟での弁償請求額は総額で十億ドル(約千百五十億円)を超えようと語っている。
 両国の教会は聖職者が引き起こした被害について謝り、今後類似の犯罪防止のための手段をすでに講じたことを明らかにした。
 アイルランドの司教はすでに処理基準を定めている。また被害者救済のための電話相談窓口を七月二十六日に開設した。
 スマイス神父が属しているノルバーティン修道会は“児童に対する一連の重大な犯罪に”深い遺憾の意を表明した。
 ダラスのチャールズ・グラーマン司教は、七月二十七日の特別ミサで「あなたがた一人一人に深く謝罪する」と参列した犠牲者十人と、その後に自殺したジェイ・レンバーガーさんの遺族に語った。
 ただ、他の十人はミサには出て来なかった。弁償請求訴訟で、教会側が強硬姿勢だったのを不満としたものという。


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